理論と実習の授業の合間に、いろいろな行事があります。先日は、山形市内研修と称して、文翔館を見学し、旧山形県庁の復元工事に携わった山形職人を中心とする職人さんたちの心意気を学びました。

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校長先生の説明によれば、文翔館が英国調様式になったのは理由があるとのこと。黒船来航に衝撃を受けた長州藩の五人の若者が英国に密航留学し、その中の一人が帰国後に工部大学校をつくります。そこで建築を教えたコンドル教授もまた、英国から招へいした先生でした。明治44年の山形大火で焼失した県庁を再建するために、工部大学校でコンドル教授から建築設計を学んだ米沢出身の中條精一郎を顧問に、その事務所で働いていた、やはりコンドル教授の内弟子の田原新之助が設計をします。それが、文翔館が英国調様式になった理由というわけです。
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ふーん、なるほど。それで英国かあ! 復元された飾り漆喰の精巧さと職人さんの努力には、思わず感激です。
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映画「るろうに剣心」のロケ地にもなった文翔館で、あちこち見覚えのある場面にも遭遇、盛り上がりました。
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残念ながら、議場ホールは催し物の最中で見学できませんでしたが、復元工事のようすとそれをリードした千歳建設の千歳栄さんの「職人の詩」が紹介され、職人の心意気に感銘を受けました!
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旧県庁の守り神だったお隣の湯殿山神社にも参拝し、就職活動の成功を祈願します。さあ、これから山形の老舗料亭「四山楼」でお昼です。(つづく)