山調ブログ

山形調理師専門学校です。プロフェッショナルな調理師を目指す学生の皆さんの実習風景や学生生活のようすなどを中心に、ブログを綴ります。

2017年02月

本校では、そばの授業の中で、指導してくださる佐藤悟一先生(山形一寸亭店主)が独自に工夫されたバッジテストを取り入れ、そばの技術上達を図っています。バッジテストとは、そばをうつ過程を細かく段階に分けて、それぞれの段階に合格することで校内での級を認定する、というやり方です。皆さん、ほんとに上手になっていきます。今日は、その一端をご紹介しましょう。
soba-01soba-02
水廻しや粗ごねの段階では、気温や湿度も考慮する必要があります。微妙な感覚が大事になります。先生の絶妙の笑顔が、実習の励みです。
soba-05soba-03
練り方、くくり方、それぞれに注意を払い、段階を追ってのしていきます。それぞれのステップで、手を挙げて先生に点検と指導をしてもらいます。
soba-04
切り方も、ずいぶん上手になりました。
soba-06
努力の甲斐があって、バッジテストの結果も、1級を獲得する人がぐっと増えてきています。

「つや姫」に続く山形県のお米の新品種の名前が発表になる日、新米を炊いて試食する様子を、山形放送から取材を受けました。テレビカメラで緊張しながら、じっくり吸水させたお米を土鍋で炊きます。担当は、日本料理の伊藤伸也先生です。
rice-01rice-02
炊きあがったご飯を、おにぎりにします。
rice-03rice-05
取材に協力してくれた調理高度技術科の1年生の諸君も興味津々で、さあ、試食です。
rice-06rice-07
感想は、「寿司にも合いそうな、粒がしっかりしたお米でした」「おいしかった~!」などで、これからが楽しみです。名前が「雪若丸」に決まったとのことで、試食と感想の様子が夕方のニュースで放送されました。

今週は、後期試験が行われています。学科は教室で問題用紙に向かい、答えを書きますが、実技は調理実習室で個別に試験を行います。例えば西洋料理では、課題となる料理を示され、制限時間内に作ります。
test-01test-04
これまで練習してきた成果を発揮して、皆さん順調にすすんでいるようです。
test-02test-05
時間を有効に使うように、片付けや洗い物をしながら、並行して作業を進めていきます。
test-03
試験の時間は、実習室内にピーンと緊張感がみなぎります。皆さん、がんばってくださ~い!

このページのトップヘ