前日の雨と打って変わって、素晴らしい秋晴れに恵まれました。
西は月山がうっすらと見え、東を振り向くと壁を塗り替えた県庁が鮮やかに見えます。
調理師専門学校から歩いて1.3㎞ほどのところにある双月橋のたもとを会場にしました。山形の秋の風物詩とは言え、流石に平日の午前中から「芋煮会」を行っているグループはありません。(でも、12日の場所取り張り紙がありましたが)
会場まで歩いていく途中、散歩に出掛けている元気な一団と一緒になりました。寄り道しないと、20分程度で会場に到着します。全員揃って、いよいよ開始です。
本日の監修は、調理師科の日本料理を担当して下さっている「割烹 会田」の会田先生です。先生から、内陸でも山形と西村山では入る具材が異なることなどを教えていただいた後、今日は山形バージョンのシンプルな芋煮でいくこと、芋を煮始めたら醤油をさ~っと一回し、日本酒をどばっと一回し、芋が柔らかくなり過ぎないよう火加減の調整をといったアドバイスをいただき、いよいよスタートです。
食材、薪、鍋などは、先生方が分担して車で運びます。駐車場からは、学生が運びます。
鍋はご覧の通り段取り良く、前日からクレンザーを塗って、煤だらけにならないよう工夫し、会田先生のアドバイス通りに進めて行きます。
程よい風が、火の勢いを増してくれます。具材の準備をしていると、色々な方々がこの河原を利用していることがわかります。
大人しい犬でした。長いこと、学生と遊んでくれました。小学生は、第八小学校でしょうか?、3回
も長距離走の練習がありました。その度に、拍手と声援を送って、元気づけました。
いよいよ実食ですが、先生も学生の出来栄えが気になりますし、学生も先生方の鍋を食べに来ます。実に和気藹々とした雰囲気です。この距離の近さが本校の良さです。
食べた後は、薪の燃えカスを集める者、かまどを運ぶ者、食べ終わったあとも段取り八分よろしく手際が良かったです。
歩道の花壇に咲いたイヌサフランとラベンダーも撮ってきました。