山形メディアタワー西側の道路は、国道112号線です。北は、山形信用金庫銅町支店前の交差点から、片側2車線が続いてきますが、山形メディアタワーの交差点までは、市道です。国道区間は、山形メディアタワー交差点から南へ下がった旅篭町交差点までです。その先は、また市道でしょうか、済生館前駐車場までは拡幅工事完了ですが、工事はなかなか終わりません。
その旅篭町交差点を、西へ折れてしばらくすると、周りと異なる趣の「山形県税理士会館」が目に留まります。そして、この左側には、「御殿堰」の看板が立っています。御殿堰は、七日町御殿堰を指していると思っていたら、他のところも整備されていたのですね。
「御殿堰」で検索すると、「御殿堰景観整備計画」を見つけました。空間芸術研究所のHPでは、『現在山形市内で、以前建築設計をおこなった山形県税理士会館の西側を含む一帯の、御殿堰(ごてんぜき)の景観整備計画に携わっています。山形県税理士会館は、以前、ブログ等でも紹介しています。昨年グッドデザイン賞2020を受賞した建物です。』とあります。そして、御殿堰を整備する経緯と、工事の途中経過も掲載してありました。完成は、今年の3月ですから、お目見えしてまだ日が浅い、ということです。
このあたりまで来ると、約1㎞ちょっとになり、新発見をしたことを喜び、引き返すことにしました。旅篭町交差点の北西角にベンチが置いてあります。ひまわりが、まだしおれません。向こうに見えるのは、「レーベン旅篭町」です。2900万円~のチラシを先日見ました。かつて旅籠町に根付いた蔵文化を受け継ぎ、地域の食文化を提供し続けた「丸八やたら漬」。山形国際ドキュメンタリー映画祭期間中の「香味庵クラブ」としても、国内外の多くの 監督で賑わった場所ですが、時代の流れに抗しきれず、マンションに様変わりする途中です。