昨年から始まった「ようこそ先輩!特別授業」の一環として、河北町の「かほくイタリア野菜研究会」の協力を得て、今話題のイタリア野菜を使った料理を実習しました。今回の内容は、
  • ミラノカブのパスタ
  • 白身魚のカルパッチョ~イタリア野菜のサラダ添え
というものです。講師は、寒河江市元町のビストロ「ふる家」のオーナーシェフで、本校の卒業生でもある古郡力さん、イタリア野菜の解説が、同じく卒業生で「かほくイタリア野菜研究会」の事務局を担当されている佐藤淳也さんのお二人です。
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古郡さんの指導で、まずスズキのカルパッチョの注意点を聞きます。
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サラダに添えるイタリア野菜の種類と特徴、使い方を、佐藤さんに説明してもらった後に、盛り付けなどにも注目です。
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続いて、ミラノカブのパスタです。ミラノカブは、写真のように太陽光が当たったところは赤く色づいているそうで、煮崩れしにくい特徴を持っています。
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ニンニクは弱火で香りを出すのがコツ。7mmくらいの厚さに切ったミラノカブとベーコンとをソテーし、焦げ目をつけたものと、茹で上がったパスタを入れ、全体をなじませます。
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このとき、しっかり乳化させるところがポイントだ、と教えてもらいました。シェフの早業に、カメラが追いつきません!
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こんどは自分たちで作る番です。さあ、作るぞ~!
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まずは、スズキのカルパッチョとサラダ用のイタリア野菜。
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みんなで手分けして、パスタのほうも進めていきます。
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フィノッキオを添えて、「スズキのカルパッチョ~イタリア野菜のサラダ添え」の出来上がりです。そしてミラノカブのパスタもできたかな?
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コンパクトカメラで「前景にピントが合って背景がソフトフォーカスになっている写真」を撮る方法は、(1)まず前景をカメラの中心に置いてシャッターを半押ししたまま、(2)カメラを動かして後方を視野角に入れ、(3)シャッターを切るのがコツです。
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さあ、できました! いただきまーす! うん、美味しい。イタリア野菜のほろ苦い味がスズキのカルパッチョを引き立てていますし、ミラノカブは煮崩れしていないため、とても美味しいです。今回も、とても良い勉強ができました。両先輩、ありがとうございました!