いよいよ試食しながらの味の審査と、盛り付け・色彩を見た上で、テーマに対する工夫を評価する時間となりました。審査員の皆さんは、甲乙つけがたいと異口同音におっしゃいますが、最後は判断せざるを得ません。昼食を取る時間もままならない中、厳正なる審査をしていただき、本当にありがとうございました。
 賞は、クラス毎(調理師科1-1、調理高度技術科1年2-1、調理高度技術科2年2-2)に優秀賞を決めた上で、その中で最も審査の五項目「身だしなみと手際、色彩、盛り付け、味、テーマに対する工夫」に合致した作品を、最優秀作品としてJA全農山形賞を授与します。また、優秀賞の次点には技能賞・敢闘賞・努力賞を授与しました。
 入賞作品は、次の通りです。
 努力賞2点。
努力2695努力2701
敢闘賞・技能賞各1点。
敢闘2707技能2689
優秀賞3点と最優秀賞1点。
優秀2698優秀2704
優秀2692JA全農山形賞2686
 最優秀作品がどんなレシピなのかは、次回改めて紹介します。
 なお、閉会式では、特別審査委員長の「日本の宿古窯 グループ経営戦略本部 仕入れ・衛生管理部/商品企画部」部長 丸山貴史氏 より、『衛生管理は当然のこと、グループとしての分担の手際の良さ、整理整頓といった調理作業の基本を重点に採点した。見た目や味だけではなく、どう工夫したかを判断して、結果的には2-2の作品を選んだ。提供食材から、メニュー作成に困ることは予想したが、皆さん本当によく考えて、良い作品に仕上げてきた。』との講評をいただいた上、『人は大きなことを成し終えるとフッと息を抜きたくなるところですが、明日も休まず勉学に励んでいただきたい。』と激励のお言葉まで頂戴し、大いに元気付けられた閉会式となりました。