調理高度技術科は、日本料理・西洋料理・中国料理・集団調理を2年間学びます。
 1年生は、「すし」。2年になると、「めん」と「製菓」の実習がさらに加わりますから、実習にかける総時間数は、2年間で1,000時間を超えていきます。
 今日は、すし実習2回目の様子をお伝えしましょう。
 先生は、七日町ですし店「辰寿し」を経営されている西田哲也先生です。西田先生には、親子二代にわたってのご教授をいただいております。
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 今日は、「上手く巻くこと」よりも、取り組む姿勢(実習台に向かう角度や柳包丁の置き方など)がきちんとできることを目指します。と呼びかけていきます。
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 真剣な眼差しで、一挙手一投足を見つめていますが、「見るとするでは大違い」です。なかなか、ご飯粒が言う事を聞いてくれません。
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 先生の手解きを受けながら、着実に前進はしていきますが、何と言っても初心者です。具が出てくるもの、海苔がくっついていないもの、そしてこの後、切ってみると、サイズがバラバラになってしまいます。
 次回は、「90gをどれだけ目分量で取り出せるか」、「海苔ののりしろを正しく残せるか」で、出来がかなり違ったものになるでしょう。