南陽市諏訪神社の帰り道、上山市三吉山の金生熊野公園に立ち寄りました。
 三吉山は、上山市が推奨するクアオルト認定コースの一つで、中腹コース(1.8㎞)と山頂コース(2.7㎞)があります。
 ニッコウキスゲが見頃を迎えています。
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 ここの公園は、『農業五十嵐宏吉さん(89)が所有地に整備し2003年から妻せいさん(88)とニッコウキスゲを植栽。わずかに自生していたものの美しさに魅了され、夫妻でこつこつ株分けし現在は約7ヘクタールの土地に2万1千株まで増やした。公園まで車でアクセスでき、花の斜面の最上部からは市街地の景色を一望できる。来園者は年々増え、市民の憩いの場所になっている。』(山形新聞2021.5.25.より転載)
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 公園からは、威風堂々たる巨石を抱えた「金生熊野神社」が、眼下に見えてきます。
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 金生熊野神社由来には、「平成18年、宮内熊野神社が1200年の式年祭を執り行う際、現宮守の五十嵐宏吉氏が御分霊を懇願し、私財を擲って、石の社殿を完成させた」とありますから、ニッコウキスゲの植栽と神社建立の二つを五十嵐さんが成し遂げたということです。