山調ブログ

山形調理師専門学校です。プロフェッショナルな調理師を目指す学生の皆さんの実習風景や学生生活のようすなどを中心に、ブログを綴ります。

カテゴリ: 行事

 ご飯の後は、「デザート」です。
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 神妙な面立ちで待っているのかと思いきや、カメラを向けると直ぐに反応します。
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 事前に「食物アレルギー」について報告していますので、果物が異なる学生もいます。
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 頃合いを見計らって鈴木さんから「質問はありませんか?」と振られて、
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 最後のデザートの「団子の食べ方について」を尋ねる質問です。
 「箸で切った方が良いのか」「手で持って食べても良いのか」。
 答えは、どちらも「イエス」でした。 そういえば、今日のタイトルは「愉しい食事」でした。そして、「テーブルマナーとは、周りの人に不快感を与えずに、スマートに楽しく食事をするための、心得」でした。納得。
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 最後は、学生を代表して「調理高度技術科1年 清水大翔」がお礼の言葉を述べました。
 とても立派な挨拶でした。
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 料理が運ばれる間を利用して、
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 中国の四大料理の違いをお話しして下さいました。
 気候風土、気温の違いで生まれる料理の味付け。
 海から遠いのか、近いのかで異なる食材など、改めて「なるほどな!」と合点がいくのも、こういう機会のお陰です。
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 三品目は、「大海老のチリソース煮」です。
 写真では分かり難いでしょうが、海老は一ひねりしてあり、口に運ぶととてもとても「一口」では頬張れない大きさです。辛さも程良く、所謂「四川風」ではありませんでした。
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 四品目は、「総称山形牛」の登場です。
 地産地消をモットーに、地元の食材をふんだんに使う「メトロポリタン山形」ならではです。
 「お肉は、一人三切れです」とサーブの際に言われましたが、どうも2切れのようです。
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 3切れ取ってしまった私は、一切れしか取っていないお隣の学生に一切れ渡しました。
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 蓮華の使い方のレクチャーです。人差し指の使い方に要注意。
 さて、料理はここに来て「スープ」が出てくるのでしょうか。
 いえいえ、炒飯でした。
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 中国料理は、偶数だけ皿が出てきますので、今日は6品で終了のようです。
(続きは、明日) 

 一品目は、「前菜」です。
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 左から、「牡蠣」「海月」「庄内豚」「帆立」です。
 牡蠣は、八角を隠し味に蒸して、柔らかさを残したもの。
 海月は、レモン風味にして、あっさりとした味わいに。
 庄内豚は、脂を削ぎ落した叉焼仕立てで、トマトの酸味で味が変わるように。
 帆立は、マヨネーズを纏わせて。
 二品目は、
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 北京ダックです。
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 モチモチのカオヤーピンは、餅皮と書きますので、粘りが強く、菜箸で取ろうにも一苦労しています。ですので、皮、北京ダックの皮、味噌を塗り、煎餅で潰す準備をしてお隣(左側の方へ)に回します。
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 二週目に、胡瓜・白葱を乗せて、準備完了です。
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 これを
カオヤーピンで、包んで手で持って、頂きます。
 箸では、モチモチが強く、とても押さえきれませんので。
(続きは、また明日)

 「他の国の食を知る」=「その国の文化を知る」ことでもあるようです。
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 箸を縦に置く 知らないと自分に一番近い「手前」に横に置いてしまいそうです。
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 円卓の中で、今日はナプキンで「主賓」の座席が分かるようにしてもらいました。
 全員が同じ仕様でしたら、どこが主賓席になるのか、案外困った経験がありませんか?
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 「箸置き」は龍でした。
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 大皿から小分けする時に、中国では「逆さ箸」にはしないそうです。「手に持っていたところだけに汚い」という発想で、日本とは全く異なる考え方ですね。
 さて、そろそろ料理が運ばれて来るようです。
(続きは、明日)

 お食事会が始まる前は、
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 カメラを向けるとこんな感じですが、
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 メトロポリタン山形の鈴木さんの講座が始まると、DSC_0009
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 タイトルは、
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 でも、みんな真剣な眼差しに変わります。
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 そして、いよいよスタートです。
 今日は、どんな中国料理が目の前に現れるのでしょうか。
 この続きは、また明日。

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