山調ブログ

山形調理師専門学校です。プロフェッショナルな調理師を目指す学生の皆さんの実習風景や学生生活のようすなどを中心に、ブログを綴ります。

カテゴリ: 学生生活

9月上旬、前期試験が行われました。若い皆さんは、高校で中間や期末テストなどの試験を受けていますので、筆記試験には慣れていますが、実技試験は初めての人が多いようです。日本料理や中国料理、西洋料理など実習科目の実技試験に、一人ひとり真剣に取り組んでいました。一方で、社会人を経験して入学した皆さんは、むしろ学科試験のほうが久しぶりだったかもしれません。いずれにしろ、ようやく試験が終わり、実習が再開されました。

調理師科の中国料理実習では、「渡り蟹の卵白ソース煮」と「大根と豚肉のスープ」を実習しました。指導は高橋英生先生(山形グランドホテル中国料理長)です。
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大根の飾り切りについての質問に丁寧に答えてもらい、質問した学生も納得です。
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出来上がった「渡り蟹の卵白ソース煮」とともに、みんなで美味しくいただきました。

1年生は、山形市内研修で文翔館復元工事における職人の技と心意気を感じた後、老舗割烹料亭・千歳館の昼食をいただき、学校に戻りました。2年生は、山形グランドホテルで中国料理のテーブルマナーを楽しみ、その後に学校に集合。こんどは、会社説明会です。卒業クラスにとっては目前に迫る就職活動の一環ですし、調理高度技術科の1年生にとっては、来年の就職活動の参考になります。

この日は、レストランやホテルなど専門調理の分野と、病院や老人福祉施設、学校給食など集団調理の分野から計5社が来校、それぞれの事業概要や求人の内容、どんな人に来てほしいかなどについてお話しいただきました。それぞれグループに分かれてじっくりと話を聞きました。
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「オワゾブルー」「平田牧場」「シダックス」「東洋食品」「メフォス」の5社の担当の方からじかに説明を聞き、質問もして、理解を深めました。これからの実際の就職活動にとても参考になると感じ、有意義な機会となりました。

5月30日、第1回目の山形市内研修で、文翔館を見学し、老舗割烹料亭「千歳館」で昼食をいただきました。文翔館とは旧山形県庁を復元したイギリス様式の立派な建物で、現在は国指定重要文化財になっています。学校で簡単な説明を聞いた後で、文翔館前広場に集合。
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明治44年の山形北部大火で全焼した山形県庁を建て替えるために、県は米沢出身の中條精一郎氏に依頼します。中條精一郎氏が顧問となり、師匠筋である工部大学校のコンドル教授の内弟子として学び、曾禰中條建築事務所で働いていた田原新之助(東京出身)が設計をすることに決まります。そして、東京駅を建てた職人たちが中心となり、これに山形の職人が下働きに加わる形で建てられたそうです。
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しかし、昭和61年から平成7年まで、およそ10年をかけた復元工事には、山形の職人さんたちが8割がた従事し、どうしても職人が途絶えていた2割の工事を、県外の出雲や宮城の職人さんたちに依頼する形で完成させます。
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正庁天井の飾り漆喰をはじめとする見事な復元工事に携わった職人たちの誇りを感じながら、復元工事をリードした千歳栄さんの「職人の詩」を味わうとともに、「山形県民の税金で復元した山形県庁を参観するのに、何の問題があるのか」と無料公開した当時の県知事さんの地方自治に対する思いなどを学んで、文翔館を後にしました。

湯殿山神社を参観した後、山形の老舗割烹料亭の一つ、千歳館に向かいます。
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ほとんどの人が初めて入る格式高いたたずまいに驚きながらも、料理人を目指す私たちは、どんなお昼が食べられるのか、期待が高まります。
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つい、こんなポーズも出てしまいます。
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女将の澤渡好子さんのごあいさつで、やはり北部大火で全焼したけれど、文翔館の一年前に完成したという千歳館の建物の由来などもお聞きし、歴史を大事にされているんだなあと痛感しました。

そして、今日の献立はこんな感じ。
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ほんとに見事で、美味しくて、思わず感動!でした!
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お部屋の調度、しつらえや雰囲気、接客などにも本当に勉強になりました。最後に、山口徳雄料理長さんから、今日の献立や料理人としての心構え、若い人たちへの期待などをお聞きしました。とても心に残りました。
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学生を代表して、調理師科の堀さんがお礼の言葉を述べました。今回の山形市内研修は、料理人を目指す私たちにとって、ほんとうに勉強になりました。そして、このあと学校に戻り、会社説明会に参加しました。

今週から、後期試験が始まりました。座学の科目は、教室でペーパーテストを受験しますが、実技の科目は一人ずつ課題に挑戦します。日本料理、西洋料理、中国料理など、それぞれの科目のテーマが出され、制限時間内にどれだけ上手にできるかを審査されます。皆さん、事前に包丁を研ぎ、練習を重ねていますが、ドキドキ緊張します。やっぱり今までの練習の積み重ねがものをいいますね。

写真は、試験には関係がありませんが、日本料理実習で取り組んだ「鯛茶漬」です。
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夏休みは、学生にとっては開放感のある時期です。多くの人が、アルバイトや研修に汗を流します。そして、暇を見つけては、友人とお出かけを楽しんだりします。先日、高度調理技術科一年の某君が、友人と海釣りを楽しんできたそうで、こんな大きなタイを釣ってきたのだそうです。せっかくのタイをさばくにはどうすればよいのか、この機会にちゃんと聞きたいので、「先生! タイを釣ったんですけど、さばき方を教えてください!」とたずねてきました。
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日本料理の伊藤伸也先生が、「どれどれ」と一緒に実習室に行き、教えてくれたそうです。なんでも、自分たちで鯛めしを作って食べたのだとか。いいなぁ~! どうやら、美味しい夏休みになったようですね。

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