山調ブログ

山形調理師専門学校です。プロフェッショナルな調理師を目指す学生の皆さんの実習風景や学生生活のようすなどを中心に、ブログを綴ります。

カテゴリ: 話題

2月13日、本校を会場に県料理飲食業生活同業組合の研修会が開かれました。今年は京都南禅寺「瓢亭」の髙橋義弘氏の講演と実技会という内容で、全学生が参加しました。
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午前中は講演で、学生ホールを会場に、映像や写真を使いながら、京料理と懐石料理のルーツ、だしを取る際の軟水と硬水の違い、環境問題や時代の嗜好の変化を踏まえた将来展望など豊富な内容で、たいへん勉強になりました。

午後からは実技会です。県料飲組合の方々がじっと見つめる中、利尻昆布とマグロ節を用いた「一番だし」、「鯛昆布締め細造り」、「煮物椀 蛤しんじょう 菜の花 短冊人参 木の芽」を作っていただき、私たちも一緒に試食をしました。
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細やかな心配りと技術も勉強になりましたし、試食した味もとても美味しく、本場の京料理の一端を味わうことができました。

山形新聞の元日特集号に、日本料理の伊藤伸也先生に取材した記事が掲載されました。山形県産米の話題の新品種「雪若丸」について、特徴やおすすめの食べ方などを紹介したものです。
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(山形新聞 平成30年1月1日号)

本校では、以前、新品種「雪若丸」の命名の際にもテレビ取材に協力しており、今年度の作品コンクールのテーマとしても取り上げています。「はえぬき」「つや姫」に続き、皆さんに愛される品種として成長してくれるといいですね。

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新年明けましておめでとうございます。
                   平成30年 元旦

                学校法人羽陽学園
                 山形調理師専門学校

授業は1月9日(火)から始まります。学生の皆さんは、さっそく実習に取り組みます。
今年も健康で、楽しいよい年でありますように。

本校に入学してくる人の中には、社会人を経験してから調理師資格を希望して来られる人がいます。東根温泉の旅館「さくら湯」の若女将、五十嵐桃子さんもそんな一人です。五十嵐さんは、はじめは蔵王温泉の旅館で三年ほどフロントや接客の仕事をしていました。旅館の魅力は、「料理」と「施設」と「温泉」だと言われますが、そんな中で板前さんの人柄や経験を知り、若女将修行の一環として自分も料理の基礎を学びたいと、調理師学校に入学することを考えたそうです。

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たまたま、実家の旅館を担当してもらっている税理士さんから、厚労省の専門実践教育訓練給付金制度の話を聞き、ハローワークで確かめたところ、自分も該当することがわかりました。制度が開始して初めての年度でしたので、給付金申請のための書類を書いたり必要書類を整えたりするのに時間がかかったそうです。でも、なんとかこの制度の県内第1号として、山形調理師専門学校の調理師科に入学することができました。

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(写真提供:「さくら湯」)

入学しての学生生活は、本当に楽しかったそうです。社会人の目で見てしまうと、若い学生さんたちののんびりとした意識に、少々ずれを感じたりもしましたが、毎日の授業と調理実習に加え、夏休みのリゾートホテルでの研修や、日本料理の佐藤貞次先生のお手伝いをした山形市公設卸売市場の料理教室など、とても勉強になったそうです。実習だけでなく、衛生管理の面は、専門的な見方ができるようになり、今の旅館業でも大切なポイントにしているそうです。

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sakurayu-04-shadowing(旅館「さくら湯」の料理の一例。写真提供:「さくら湯」)

今の立場ですと、直接に包丁を握ることは少ないわけですが、板前さんを希望する人たちの感じ方や考え方を知ったのはとても良かったし、盛り付けされた見事な料理の背景にある下準備の大変さがわかるようになったことは、とても大きな財産だとのことでした。

では、学生の皆さんへ一言、お願いします。

「学生生活に悔いのないように、調理のことで興味あることはとことん追求してください。社会人になると、本当にできないことが多いんです!」

なるほど。では、給付金制度を利用して調理師を目指す社会人の方へ、一言お願いします。

「手続きは大変ですが、給付金はとてもありがたかったです。強い思いを持って、給付金を活かせるように頑張ってください!」

ありがとうございました。

山形調理師専門学校の卒業生は、県内・県外はもちろん、国外でも活躍されていますが、少しずつその仕事場を探訪し、先輩たちの活躍のようすを紹介しましょう。まずは、昨年(平成28年)11月3日にオープンした東根市の複合文化施設「まなびあテラス」内にあるカフェ・レストラン「オイッティ・マルシャン」です。
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シェフの伊藤淳之助さんと、一緒に働いている太田千尋さんです。太田さんも、本校の卒業生です。
伊藤さんは、調理師科を卒業した後で東京のイタリアン・レストランで働き、山形に戻ってきました。「オイッティ・マルシャン」では、さくらんぼ東根駅前のパン屋さん「ド・リーテ・マルシャン」のパンを購入することもできますし、
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図書館内に開いている窓口から、フタつきのものであれば飲み物を購入して飲むこともできるのだそうです。
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営業時間は 9:30~21:30 ですが、訪ねたのは午後の時間帯でしたので、パンはほとんど売り切れていて、残念! お店のメニューには様々なピザ、パスタが並んでいます。ディナー・タイムのコース料理にはワインなどお酒も出せるようで、女子会などでも頻繁に利用されているようです。せっかくですので、パスタをお願いして作ってもらいました。
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「アーリオオーリオ・ペペロンチーノ」です。自家製のローストビーフとベビーリーフを使っています、とのことです。塩胡椒がきいて、たいへん美味しくいただきました。
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季節によって、地元の農家さんとコラボしてピザのほかにカルツォーネを提供するなど、いろいろな工夫をしているようで、すっかり人気店になっているようです。そしてデザートは「カッサータ」。イタリアン・アイスケーキです。
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料理人を目指す後輩たちに、何か一言お願いします。

「仕事をするようになるとほんとに忙しい毎日になるので、学生時代のうちにいっぱい勉強して、いっぱい楽しんでください!」

ありがとうございました。



 

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